ダイビングライセンスを取得する際、ホームページに表示されている料金が実際にかかる総額と異なることがあります。このドキュメントでは、ダイビングショップのホームページを見る際の注意点、実際にかかる費用の内訳、そして失敗しないためのポイントを詳しく解説します。初めてダイビングライセンスを取得する方が安心して選べるよう、業界の実情と選び方のコツをお伝えします。
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ホームページの料金表示の見方
ダイビングショップのホームページに表示されている料金は、ショップごとに表示方法が異なり、分かりづらいことがあります。「結局いくらかかるの?」「他に必要なものは?」「安すぎないか、高すぎないか」という不安を持つ方は多いでしょう。
料金に含まれるべき基本項目
ホームページに表示されている料金に何が含まれているかを必ず確認しましょう。基本的に含まれているべき項目は、教材代、カード申請料、講習料金、施設使用料の4つです。
総額の明示
良心的なショップは、最終的な総額がいくらになるかを明確に表示しています。追加料金がある場合も、その内容と金額が明記されているかを確認しましょう。
取得できるライセンスのランク
表示されている料金で取得できるライセンスのランクが明確に記載されているかを確認しましょう。オープンウォーターなのか、それより下位のスクーバダイバーなのかを見極めることが重要です。
料金表示が曖昧なショップや、安すぎる料金を提示しているショップには注意が必要です。実際に受講したら10倍以上の料金がかかったというケースもあります。
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講習料金に含まれるべき基本項目
教材費
ライセンスを取得するために必要なマニュアルや教科書の費用です。Eラーニングを採用しているショップもありますが、基本的に同等の料金がかかります。また、トレーニングレコード(進捗を記録する書類)も含まれます。
カード申請料
ライセンスカードは民間の指導団体が発行するため、その発行にかかる料金です。これは必ず含まれているべき基本料金の一つです。
講習料金
インストラクターの指導料や、ショップの売上げとなる部分です。これが含まれていないと、後から高額な追加料金を請求される可能性があります。
施設使用料
プールや海などの施設を使用する際の料金です。ショップが施設を借りている場合は、その使用料が含まれているかを確認しましょう。
これらの項目はすべての受講者に共通してかかる費用であり、初めの料金表示に含まれているべきものです。明確に記載されているショップを選びましょう。
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別途かかる可能性のある費用
器材レンタル代
講習で使用するダイビング器材のレンタル料金です。一般的に1日あたり約1万円程度で、プール講習
1日と海洋実習2日の場合、合計約3万円かかることが多いです。自分で持っている器材(マスク、ウェットスーツなど)があれば、その分のレンタル料は不要です。
宿泊費
特に海洋実習は2日間かかることが多いため、1泊2日での宿泊が必要になる場合があります。ショップによっては宿を持っていることもありますが、多くの場合は別料金として表示されています。近隣に住んでいる方や日帰りで参加できる方は不要です。
食事代
お昼ご飯などの食事代がショップの料金に含まれているかどうかも確認しましょう。含まれている場合もあれば、コンビニなどで各自購入するよう案内されることもあります。ショップごとにタイムスケジュールが異なるため、食事のタイミングも様々です。
交通費・送迎費
集合場所までの交通費や、ショップから海までの送迎費用が別途かかる場合があります。現地集合なのか、送迎があるのかによって異なります。送迎がある場合は、送迎費や高速料金が別途必要になることもあります。
これらの費用はホームページに明記されていることが望ましいですが、記載がない場合は事前に確認しておくことをおすすめします。
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ライセンスのランクを確認する重要性
初心者向けのライセンス講習と言っても、実は複数のランクが存在します。主に「スクーバダイバー」と「オープンウォーター」の2つがあり、この違いを理解しておくことが非常に重要です。
スクーバダイバーとは
  • オープンウォーターの1つ前のランク
  • オープンウォーターの約半分の内容で取得可能
  • 講習日数も約半分
  • 水深制限は12mまで(オープンウォーターは18mまで)
  • 必ずインストラクターと一緒に潜る必要がある
安すぎる料金を提示しているショップは、実はこのスクーバダイバーのライセンスであることが多いので注意が必要です。
スクーバダイバーからオープンウォーターへのステップアップは、半年以内であれば続きから受講できますが、半年を過ぎると最初からやり直す必要があります。アドバンスのライセンスを取得するには、必ずオープンウォーターが必要なので、将来的なステップアップを考えている方はオープンウォーターを取得することをおすすめします。
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スクーバダイバーが存在する理由
時間的制約
沖縄や海外旅行などで、オープンウォーターの全日程を確保できない場合に、とりあえずライセンスを取得したい方向けです。
体力的な配慮
体力的な事情でオープンウォーターの全課程を一度に完了できるか不安な方が、まずは試しに取得するためのランクとしても機能します。
天候の影響
旅行先で海が荒れるなど、予定していた日数で講習が完了できない場合に、一旦スクーバダイバーとして認定し、後日続きを受講できるようにするためです。
台風などの影響で海が荒れている場合、台風が去った後でも海の中はまだ荒れていることがあります。そのような状況では安全のために講習が中止になることもあり、その場合にスクーバダイバーの認定で一旦区切りをつけることができます。
スクーバダイバーもダイバーであることに変わりはなく、これをきっかけにダイビングにはまってオープンウォーターを取得する方も多いです。
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ホームページの料金表示で注意すべき点
ダイビングショップのホームページを見る際、特に料金表示について注意すべきポイントがいくつかあります。
1
総額の明示
料金の総額が明確に記載されているかを確認しましょう。「講習料1万円」と書かれていても、教材代、施設使用料、カード申請料などが別途必要で、実際には数万円かかることがあります。
2
取得できるライセンスのランク
表示されている料金で取得できるのが「オープンウォーター」なのか「スクーバダイバー」なのかを必ず確認しましょう。安すぎる料金の場合、スクーバダイバーであることが多いです。
3
含まれる内容の詳細
料金に含まれる内容(教材代、カード申請料、講習料、施設使用料など)が明記されているかを確認しましょう。含まれていない場合は別途費用がかかります。
4
追加費用の有無
器材レンタル代、宿泊費、食事代、交通費などの追加費用がどれくらいかかるのかを確認しましょう。これらが明記されていないと、予想外の出費が発生する可能性があります。
ホームページを見ても分からない場合は、直接ショップに電話して確認することをおすすめします。または、情報が明確に記載されている別のショップを探すのも一つの方法です。
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ホームページに記載されていない確認事項
キャンセル料金
講習の前日にキャンセルする場合のキャンセル料金は一般的ですが、申し込んだ瞬間にキャンセル料金がかかる、キャンセルできない、違約金が元の料金よりも高くなるなどの条件がある場合は注意が必要です。
器材購入の必須性
プール講習はレンタルできるが海洋実習は自分の機材が必要、というケースもあります。レンタル代が安い場合、実はプール講習だけのレンタル代で、海洋実習では機材を購入する必要があるかもしれません。どこまでのレンタル料金が含まれているか確認しましょう。
これらの情報はホームページに記載されていないことが多いため、直接ショップに問い合わせて確認することをおすすめします。特に初めてライセンスを取得する方は、予想外の出費や条件に驚かないよう、事前に詳細を把握しておくことが重要です。
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要注意なショップの特徴
総額が不明確
料金の総額が明確に記載されておらず、実際に受講したら予想の10倍以上の費用がかかるケースがあります。基本料金だけを安く表示し、追加費用が多数あるパターンです。
途中解約が困難
途中で解約しようとすると高額な解約金がかかり、実質的に続けるしかない状況になるショップもあります。キャンセルポリシーが不明確なのは危険信号です。
独自の指導団体
インストラクターが独自に立ち上げた指導団体で、そのショップでしか通用しないライセンスを発行するケースがあります。国際的に認められた団体(PADIなど)かどうかを確認しましょう。
過度な特典
「2万円でダイビング器材プレゼント」など、あまりにも良い条件を提示しているショップには注意が必要です。実体がなかったり、詐欺的な場合もあります。
「講習費1万円」と表示されていても、教材代3万円、施設使用料2万円、レンタル代3万円、カード申請料8000円が別途必要で、さらにそれがスクーバダイバーの料金で、オープンウォーターを取りたい場合はさらに6万円必要、というケースもあります。
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理想的なホームページの特徴
信頼できるダイビングショップのホームページには、以下のような特徴があります。
明確な料金表示
  • 総額が明確に記載されている
  • 料金に含まれる内容が詳細に説明されている
  • 追加費用がある場合はその内容と金額が明記されている
  • 取得できるライセンスのランクが明確に記載されている
透明性の高い情報提供
  • キャンセルポリシーが明記されている
  • レンタル器材の範囲と料金が明確
  • 講習のスケジュールや内容が詳細に説明されている
  • スタッフ紹介が充実している
現在は多くのショップがこれらの情報を明確に記載しており、詐欺的なショップはごく稀です。業界全体を怪しむ必要はありませんが、自分の安全と満足のために、情報が明確に記載されているショップを選ぶことをおすすめします。
「ホームページを見て分かりづらい場合は、直接ショップに電話して確認するか、別のショップを探すことをおすすめします。」
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ホームページの第一印象の重要性
ダイビングショップを選ぶ際、ホームページの第一印象も重要な判断材料になります。見た目の印象から、そのショップの信頼性や雰囲気を感じ取ることができます。
デザインの質
綺麗で整理されたホームページデザインは、ショップの専門性や細部へのこだわりを反映していることが多いです。情報が整理されていて見やすいかどうかもチェックポイントです。
スタッフ紹介
どんな人がインストラクターとして働いているかは非常に重要です。女性スタッフがいるか、年齢層はどうか、自分と相性が良さそうなスタッフがいるかなど、安心して講習を受けられる環境かを判断する材料になります。
写真の質
使用されている写真の質も、ショップの専門性やプロ意識を反映しています。特にダイビングの写真が美しく、安全に配慮されているかどうかは重要なポイントです。
ホームページの見た目だけで判断するのは危険ですが、情報の明確さと合わせて、全体的な印象も参考にすることで、より自分に合ったショップを見つけることができるでしょう。
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ダイビングライセンス取得の相場
ダイビングライセンス取得の相場は、取得するライセンスのランクや含まれるサービスによって大きく異なります。一般的に、オープンウォーターの場合、基本料金(教材代、カード申請料、講習料、施設使用料を含む)で約6万円程度が相場です。
これに器材レンタル代(約3万円)、宿泊費(約1万円)、食事代や交通費などが加わると、総額で10万円前後になることが多いです。スクーバダイバーの場合は、オープンウォーターの約半分の内容のため、基本料金は約3万円程度が相場です。
あまりにも安い料金を提示しているショップは、含まれる内容が限られていたり、スクーバダイバーのライセンスだったりする可能性があるので注意が必要です。逆に、高すぎる場合は、特別なサービスや少人数制の講習など、何か特徴があるかを確認しましょう。
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ライセンス取得にかかる日数
スクーバダイバー
  • 学科講習:約半日
  • プール講習:約半日
  • 海洋実習:1日
  • 合計:約2日
オープンウォーター
  • 学科講習:約1日
  • プール講習:約1日
  • 海洋実習:2日
  • 合計:約4日
ライセンス取得にかかる日数は、ショップのスケジュールや講習の進め方によって異なりますが、一般的にはオープンウォーターで約4日、スクーバダイバーで約2日が目安です。
1
学科講習
ダイビングの基礎知識や安全に関する理論を学びます。Eラーニングを採用しているショップでは、事前に自宅で学習することも可能です。
2
プール講習
プールで基本的なスキルを練習します。呼吸法、水中での移動方法、器材の使い方などを学びます。
3
海洋実習
実際の海でスキルを実践します。オープンウォーターでは通常4回のダイビング
海洋実習(2日間)が必要です。
4
認定
すべての講習を修了すると、ライセンスカードが発行されます。カードが手元に届くまでは仮認定証が発行されることもあります。
天候や海況によっては予定通りに進まないこともあるため、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。特に海洋実習は台風などの影響を受けやすいので、代替日を確保しておくと安心です。
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器材購入とレンタルの選択
ダイビングライセンスを取得する際、器材をレンタルするか購入するかは重要な選択です。初心者の段階では、すべての器材を購入する必要はありませんが、一部の器材は自分で持っていると便利です。
購入を検討すべき器材
  • マスク:顔にフィットするものを選ぶことが重要で、個人差が大きいため自分専用のものがおすすめ
  • スノーケル:比較的安価で、自分専用のものがあると衛生的
  • フィン(足ひれ):サイズや硬さが重要なので、自分に合ったものを選べる
  • ウェットスーツ:体型にフィットするものが必要で、頻繁に潜る予定なら購入を検討
レンタルでも問題ない器材
  • BCD(浮力調整具):高価なため、初心者は最初はレンタルがおすすめ
  • レギュレーター(呼吸器):専門的なメンテナンスが必要なため、初心者はレンタルがおすすめ
  • タンク:重く持ち運びが大変なため、ほとんどの場合レンタル
  • ウェイト:潜る場所や条件によって必要量が変わるため、レンタルが便利
器材のレンタル代は一般的に1日あたり約1万円程度で、プール講習1日と海洋実習2日の場合、合計約3万円かかることが多いです。自分で持っている器材があれば、その分のレンタル料は不要になります。将来的にダイビングを続ける予定なら、基本的な器材(マスク、スノーケル、フィンなど)は購入を検討するとよいでしょう。
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天候と海況の影響
台風の影響
台風が近づいている場合や通過した直後は、安全のために講習が中止になることがあります。台風が去った後でも、海の中はまだ荒れていることが多く、晴れていても講習ができないケースがあります。
波と風の条件
波が高い場合や強風の日は、特に初心者の講習には適さないため、延期されることがあります。安全を最優先するショップは、条件が悪い場合は躊躇なく講習を延期します。
天候や海況の影響で予定通りに講習が進まない場合、スクーバダイバーとして一旦認定し、後日オープンウォーターの残りの講習を受けるという選択肢もあります。特に旅行中にライセンスを取得する場合は、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
「台風が過ぎて晴れていても、海は荒れていることがあります。海の中に台風のパワーは残り続けているので、安全のために講習が中止になることもあります。」
安全を最優先し、条件が悪い場合は講習を延期します。無理に講習を進めるショップは避け、安全に配慮しているショップを選びましょう。
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指導団体の違いと選び方
ダイビングのライセンスを発行する指導団体は複数あり、それぞれ特徴があります。主な指導団体とその特徴を理解しておくことで、自分に合った団体を選ぶことができます。
PADI(Professional Association of Diving Instructors)
世界最大の指導団体で、国際的に最も広く認知されています。教材や講習内容が充実しており、世界中のダイビングショップで通用します。初心者から上級者まで幅広いコースが用意されています。
SSI(Scuba Schools International)
PADIに次いで大きな団体で、柔軟なカリキュラムが特徴です。教材がデジタル化されており、スマートフォンやタブレットで学習できます。コスト面でPADIよりも若干安い傾向があります。
NAUI(National Association of Underwater Instructors)
アメリカを中心に展開している団体で、安全性を重視した厳格な講習内容が特徴です。講習時間がやや長めで、より詳細な知識とスキルを習得できます。
独自の指導団体
一部のショップでは独自の指導団体を立ち上げていることがありますが、そのライセンスはそのショップでしか通用しない可能性があります。国際的に認められた団体のライセンスを取得することをおすすめします。
指導団体によってライセンスの名称が異なることがありますが、基本的な内容は似ています。例えば、PADIの「オープンウォーター」はSSIでも同様の名称ですが、他の団体では異なる名称が使われることもあります。どの団体を選ぶかは、ショップの雰囲気や指導方針、料金などを総合的に判断して決めるとよいでしょう。
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ライセンス取得後の活用方法
ダイビングライセンスを取得した後は、様々な形でそのライセンスを活用することができます。ライセンスは一度取得すれば一生有効なので、自分のペースでダイビングを楽しむことができます。
世界中のダイビングスポットを楽しむ
国際的に認められた団体のライセンスであれば、世界中のダイビングスポットで潜ることができます。沖縄、グアム、モルディブ、オーストラリアなど、美しい海を探検する楽しみが広がります。
上位ランクへのステップアップ
アドバンスドオープンウォーター、レスキューダイバー、ダイブマスターなど、より高度なスキルを習得するコースに進むことができます。特定の分野に特化した専門コース(水中写真、ナイトダイビングなど)も受講可能です。
水中写真や動画撮影
水中カメラを使って、美しい海の世界を写真や動画に収めることができます。SNSでシェアしたり、思い出として残したりする楽しみが広がります。
新しい仲間との出会い
ダイビングを通じて、同じ趣味を持つ仲間と出会うことができます。ダイビングツアーに参加したり、ダイビングクラブに入会したりすることで、交友関係が広がります。
ライセンスを取得した後も、定期的にダイビングを楽しむことでスキルを維持し、より安全に楽しむことができます。長期間ダイビングをしていない場合は、リフレッシュコースを受講することもおすすめです。
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ダイビングショップ選びのチェックリスト
信頼できるダイビングショップを選ぶために、以下のポイントをチェックしましょう。
1
料金の透明性
総額が明確に記載されているか、含まれる内容と含まれない内容が詳細に説明されているか確認しましょう。追加費用がある場合は、その内容と金額も明記されているべきです。
2
取得できるライセンスのランク
表示されている料金で取得できるのが「オープンウォーター」なのか「スクーバダイバー」なのかを必ず確認しましょう。特に安い料金の場合は注意が必要です。
3
指導団体の信頼性
国際的に認められた指導団体(PADI、SSIなど)のライセンスを発行しているかを確認しましょう。独自の指導団体の場合は、そのライセンスの通用範囲を確認することが重要です。
4
インストラクターの質と経験
インストラクターの経験年数や資格、指導スタイルなどを確認しましょう。ホームページにスタッフ紹介があるか、どんな人がインストラクターとして働いているかも重要なポイントです。
5
安全への配慮
安全管理の方針や緊急時の対応、保険の有無などを確認しましょう。安全を最優先するショップは、天候や海況が悪い場合は躊躇なく講習を延期します。
6
口コミや評判
インターネット上の口コミや評判を確認し、実際に講習を受けた人の声を参考にしましょう。特に安全面や指導の質に関する評価は重要です。
これらのポイントを総合的に判断して、自分に合ったショップを選びましょう。料金だけでなく、安全性や指導の質、アフターフォローなども重要な選択基準です。
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ライセンス取得の流れ
ダイビングライセンスを取得するまでの一般的な流れを理解しておくと、スムーズに講習を進めることができます。
ショップ選びと申し込み
信頼できるダイビングショップを選び、講習の申し込みをします。この際、料金や日程、取得できるライセンスのランクなどを確認しましょう。
健康チェック
多くのショップでは、健康状態を確認するための問診票に記入する必要があります。特定の健康上の問題がある場合は、医師の診断書が必要になることもあります。
学科講習
ダイビングの基礎知識や安全に関する理論を学びます。Eラーニングを採用しているショップでは、事前に自宅で学習することも可能です。
プール講習
プールで基本的なスキルを練習します。呼吸法、水中での移動方法、器材の使い方などを学びます。
海洋実習
実際の海でスキルを実践します。オープンウォーターでは通常4回のダイブ、海洋実習(2日間)が必要です。
認定とカード発行
すべての講習を修了すると、ライセンスカードが発行されます。カードが手元に届くまでは仮認定証が発行されることもあります。
講習の進め方はショップによって異なる場合がありますが、基本的な流れは上記の通りです。天候や海況によっては予定通りに進まないこともあるため、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
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まとめ:失敗しないダイビングライセンス取得のポイント
料金と内容の確認
  • 総額が明確に記載されているか
  • 料金に含まれる内容(教材代、カード申請料、講習料、施設使用料)が明記されているか
  • 追加費用(器材レンタル代、宿泊費、食事代、交通費)の有無と金額
  • 取得できるライセンスのランク(オープンウォーターかスクーバダイバーか)
ショップ選びのポイント
  • 国際的に認められた指導団体(PADI、SSIなど)のライセンスを発行しているか
  • インストラクターの質と経験
  • 安全への配慮
  • 口コミや評判
  • キャンセルポリシーや器材購入の必須性
ダイビングライセンスの取得は、新しい世界への扉を開く素晴らしい経験です。しかし、ショップ選びを間違えると、予想外の出費や不満足な講習内容になる可能性があります。このドキュメントで解説したポイントを参考に、自分に合ったショップを選び、安全かつ満足のいくライセンス取得を目指しましょう。
「ホームページを見て分かりづらい場合は、直接ショップに電話して確認するか、別のショップを探すことをおすすめします。料金が安すぎるショップや、情報が不明確なショップには注意が必要です。」
ダイビングは正しい知識と技術を身につけることで、安全に楽しむことができるスポーツです。信頼できるショップで適切な講習を受け、海の世界を存分に楽しみましょう。
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